学校の裏話

家庭訪問の大変なところとは?話す内容は?家庭と学校、子どもの立場から考えてみる

家庭訪問

 

家庭訪問。

学校の先生が、子どもの家に訪問し、保護者を交えて話をしたり、時には子ども抜きでの話をしたり。

さて、そんな家庭訪問ですが、どんな意味があって先生はやっているのでしょうか。

メリットとデメリットに触れながら、家庭訪問をやめるべきポイントを書き綴っていきます。

 

家庭訪問とは

先ほども述べましたが、先生が家にやってきて、子どもの学校での様子や成績、進路などについて話をします。

特に不登校で学校に来られない子どものお宅には、先生が定期的に訪問して顔を合わせたり様子を確認したりするのです。

それ以外には、事情があって学校に来られないという保護者のお宅にも先生が足を運ぶこともあります。

 

 

家庭訪問のメリット・良さ

家庭訪問のメリットから考えていきます。

不登校生徒への対応

不登校の子

不登校の子は学校に来ることができていないので、他の子と顔を合わせていないだけでなく、外部との交流が無くなりがちになります。

外部の影響を受けて大きく成長する時期に、その成長の機会が失われてしまうと、コミュニケーション能力や社会規範といった将来必要な力が、身につかないまま大人になってしまいます。

ですので、定期的に先生とだけでもコミュニケーションをとることが、少しでも生徒の成長を促していきます。

また、学校の勉強にも置いて行かれてしまいます。

配られたプリントなどを友達が届けてくれたりもしますが、それ以外に各教科の練習問題などを持っていき、自宅学習ができるように配慮ができます。

 

安心感を得られる

先生が家庭訪問をしてくれた時、学校が子どもを大切にしてくれていると感る保護者の方も少なからずいます。

また、不登校の子供も先生に見捨てられていないのだと安心するケースも。

自分の子が不登校になって、学校とのつながりが薄くなってしまったと感じる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

そんなときに訪問してくれる先生がいたら、我が子のことを気にかけてくれているという印象を持つものです。

(・・・全ての人にあてはまるわけではありませんが。)

 

 

家庭訪問のデメリット・問題点

先生の時間が奪われる

先生の時間のなさは、前回の記事を見ていただければわかると思います↓

参考【学校の先生は激務で辛い?】元教師が教員の1日の仕事の流れを紹介

 

実は家庭訪問に行くのは勤務時間中だけではありません。

保護者によっては夜の20:00に来てほしいと言われたり、土日に来てほしいと言われることがあります。

できるだけ勤務時間に来てもらえるようにお願いはしますが、無理にとは言えません。

その結果、家庭訪問のためだけに休日出勤になったり、夜遅くに家庭訪問に行く羽目になります。

もちろん、休日出勤は基本的に無給です。

家庭訪問も、20分ほど終わるときもあれば、話が長くなってしまい1時間以上かかることもあります。

実際に私も家庭訪問で2時間かかった経験があります。

 

付け加えると、基本的に家庭訪問後はその報告に学校に戻らなければなりません。

一度学校を出てまた戻ってを繰り返す時間も余計にかかります。

家が遠い子どものお宅に行くとなおさらです。

 

先生も保護者も子どもも正直嫌

これがすべてです。家庭訪問を好んで行う先生はまずいません。

訪問先でお茶菓子を出していただくことがありますが、基本的にはいただけません。

これは、あるお宅では食べたのに、自分の家では食べてくれなかった、等というクレームが実際に起きていたからです。

 

10人の家に家庭訪問をして、全ての家で出されたものを口に運ぶのは辛いこともあります。

公立学校の先生は公務員ですので、お歳暮と一緒で頂き物をもらえないのです。

それを知らずに渡そうとしてきて、断るときの気の遣いようはストレスに感じるときがあります。

 

また、保護者の中には意味不明なお願いや、理不尽なことを要求してくる人もいます。

ですので家庭訪問には「なにかまた言われるのでは…」という不安が付きまといます。

大抵、学校に対しては良いことは言わず嫌なことを言ってくるものですからね。

 

 

保護者の立場からしても、自分の家に先生が来るというのはあまりいい印象がないのでは。

友人を招くわけではありませんので、先生が来る前にきれいに掃除しておかないと、とかお茶をお出ししないと、と少なからず気を遣うはずです。

実際わたしが教員だったころ、保護者会で保護者に家庭訪問について聞いてみると、できることなら電話や学校で話をしたいと思う保護者が多かったです。

 

 

子どもからしても、先生が家に来て保護者と話をするというのは緊張するものです。

何を親に言われるのだろうと不安になります。

親に内緒にしていた話を持ち出されなどしたら、先生を嫌いになってしまうかもしれませんね。

 

家庭訪問は最低限に

ここまで家庭訪問のメリットとデメリットを考えてきましたが、基本的には家庭訪問は無しにするべきだと思います。

学校と家庭間の話し合いは学校で行うべきです。

先生もすぐに家庭訪問を提案せず、できる限り保護者に学校に足を運んでもらわないと、時間がどんどん無くなってしまいます。

保護者の方も、わざわざ自宅に招くことに気を遣う必要はありません。

学校に来て話をすればいいのです。

学校に来てくれるだけで、双方の負担が減らせるのですから。

 

勘違いされがちですが、家庭と先生は平等に考える時間があるわけではありません。

先生は、一人の子どもだけを相手にしているわけではありません。

40人の子どもがいたとしたら、

1対40の関係ではなく、1対1の関係 × 40通りなのです。

40通りの行動を取らなければなりません。

 

保護者から見たら自分たちと先生とで1対1の関係になりますが、他の39通りの子どもたちに先生は目を向けなければならないのです。

ですので、それぞれのご家庭で話があるときには、学校に来てくれるだけで先生はすごく助かるのです。

 

最後に

家庭訪問

まだまだ家庭訪問は実施されている学校が多いです。

ですが、本当に家庭訪問をするべき時なのかをよく考えていく必要があると思います。

教育の質を高めるためにも、先生の負担を少しでも減らしていけたならと思います。

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  • この記事を書いた人

あかす

元教師。現在は派遣と副業でWワーク。|教員の転職・教採対策を中心に経験者のリアルな情報を綴ります。|しがらみや板挟みだらけの教員の働き方に一石を投じたいと思ってサイトを運営中。もうすぐ30代。紅茶が好き。

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