学校の裏話

モンスターペアレントとは?モンペは本当に存在するの?教員もお手上げの理不尽な保護者の正体

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モンスターペアレント

 

最近、教員の犯罪や学校の事件がニュースで取り上げられるようになってきています。

参考体罰や痴漢で学校の先生がよく逮捕される!理由を元教師が考えてみた

 

それと同じように、子どもを預ける保護者の中にも変わっている人がいます。

いわゆるモンスターペアレント(ペアレンツ)と呼ばれる人たち。

 

さて、そんな「モンスターペアレント」が無茶な要望を学校に押し付けたり、暴れたりして先生から恐れられる存在になっています。

実際どういう行動をする保護者がそう呼ばれているのでしょうか。

元教師が実体験をもとに紹介していきます。

 

私が出会ったモンスターペアレント

授業参観でお昼ご飯

タイトルの通りです。

学校では定期的に公開授業と呼ばれる授業参観が行われていて、保護者であれば実際に我が子が授業を受けている様子を見学することができます。

余談になりますが、先生にとってこの行事は地獄です。公開授業は仕事をしている保護者の方が来やすいように土曜日に行われることが多く、先生にとっては休日出勤になります。ただでさえ休みの少ない部活動の顧問の先生はたまったもんじゃありません。

さて、私が4時間目の授業をしているとき、

「なにか良いにおいがするな」

と思って後ろのほうに目をやると、10人ほど並んで授業を見学している保護者の中の一人が、なんと教室でお弁当を食べているじゃありませんか。

ロッカーの上を机代わりにムシャムシャと。

 

授業を受けている生徒も、においに反応。

そわそわしています。

それもそのはず。その授業は4時間目の授業で給食の直前だったのですから。

時間も12時を回った頃でした。

子供たちも、ちょうどお腹がすく時間。

 

周りの保護者の方は、小声で

「やめたほうが…」

という声は掛けてくださったみたいでしたが、

モンペ「うるさい。こっちは仕事を抜け出してまで授業を見に来てやってるんだ!弁当ぐらい食わせろ」

とのこと。

 

ざわざわしすぎてさすがに授業が続けられないので、少し強引に教室の外に出て行ってもらいました。

その後も廊下でうろちょろしていた様子でしたが。

さて、こうなると別の問題が。

「誰の親?」となるわけです。

 

私はそのモンスターペアレントが誰の親かわかっていたのですが、教室にいるその人の子が冷やかしの対象になるかもしれないので、わからなかったということで通しました。

子供はもちろんバツの悪そうな顔。

運よく、その親御さんと関わりのある人は保護者の中にもいなかったみたいで、その子も親御さんが帰った後は表情が緩んだように思います。

授業参観で授業の妨害になる行為は好ましくありません。

 

うちの子は悪くない

うちの子は悪くないと頑なに言い張る保護者の方がいます。

ケンカして一方的に暴力を振るった子が自分がやってしまって謝りたいと言いに来ているのに、その場にいなかったはずの保護者がかたくなに認めようとしないケースです。

相手に非がない場合でも、

「相手にも謝らせろ!うちの子がやったのには理由があるはずだ!」

と言い怒鳴り散らされました。

 

教員も、子どもたちからの情報を鵜呑みにはしないように慎重に状況把握を行っています。

それなのに、保護者がいきなり出てきて、それは違うあれも違う、となにがなんでも否定されてしまうと、謝りたいと思った子どもの気持ちがないがしろにされてしまうのではと思います。

 

学校が全てやれ

学校で起こった出来事は基本的に保護者に電話や面談で伝えられます。

ある保護者に学校でお子さんがいじめをしていたとお伝えすると、

「知りません」

との返答が。さらに、

「学校で起きた出来事なのだから、うちは関係ない。時間がないのだから学校ですべてやってくれ。」と。

いやね、学校であったことも、お宅のお子さんの行動でしょう。

いじめを受けた相手方に謝罪をしに行くことも考えるべきでしょう。

 

学校を便利屋だとでも思っているのでしょうか。

もっと自分の子に関心を持ってあげましょうよ、と思いました。

 

しつこく結婚を勧めてくる

モンスターペアレントとは少しニュアンスが違うと思いますが、笑った出来事でしたので紹介します。

ある日の保護者会で、とある保護者の方から手紙をいただきました。

空けてみて書いてあった内容がこちら。(ぼかしてます)

先生は彼女がいますか?

お忙しい様子ですので作る暇がないのでは?

私のいとこの子どもがちょうど先生と近い年齢でして。

先生が興味があったら紹介したいので、個人的な連絡先を教えてくれませんか。

あ、もし先生が女性には興味がないのだとしたら、失礼しました。(笑)

少し省略した部分もありますが、大筋はこんな感じです。

前半はまだ良いとしても、後半の「女性に興味がなかったら…」というのは失礼な気がします。

先生と家庭との境界線をうまく引けていないパターンですね。

まあ良好な関係だったらこういうやり取りもホッコリとできるのですが。

つい笑ってしまい他の先生と話し込んだのを覚えています。

 

飲み会で根掘り葉掘り聞かれる

近年、先生と保護者が手を取り合い子どもたちをより良く育みましょう!

という傾向が強くなっているように思います。

その影響か、保護者と先生の交流を兼ねた飲み会が開かれることがあります。

私が教員の時には、1年間で5回ほどは保護者との飲み会がありました。

 

保護者も最初は気を遣ってお酌をしてくれるのですが、中には酔っ払いになる保護者も。

質問がエスカレートしてきて、

「うちの子は今回成績どうですか」

「どうすれば成績上げてもらえますか」

「好き嫌いで成績付けないで」

「なんとか5にしてほしい」

「○○先生の授業を何とかしてほしい」

なんて言葉が飛んでくることもありました。

酔っぱらっているとはいえ、学校として言えないことまでどんどん聞いてくるので、気が抜けない時間が続きました。

 

 

モンスターペアレント|まとめ

モンスターペアレント

さて、変わった保護者のエピソードを一部紹介してきましたが、保護者は基本的に良い方が多いです。

会うたびにねぎらいのお言葉をいただいたり、普段の指導に対しての何気ない感謝の言葉がありがたかったりします。

周りが良い人たちだからこそ、一部の人たちが目立って「モンスターペアレント」と呼ばれてしまうのですよね。

より多くの学校で、本当の意味で、教員と保護者が手を取り合っていけると嬉しく思います。

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