学校の裏話

【ICT】生徒の成績が流出?!学校の個人情報管理は甘い?

更新日:

個人情報

 

情報漏洩。学校においても避けるべき重要な問題です。

学校に勤務していたころ、個人情報の管理がこのままでいいのかな?と感じることがいくつもありました。

今回は自分の教員としての経験から、学校の個人情報管理の改善点を示していきたいと思います。

 

生徒の個人情報の持ち出し禁止が徹底されていない

定期テストや成績処理用のエクセルファイルなどは、基本的に学校でのみ扱うことができる個人情報ですが、はっきりいって管理は甘いです。

管理職の了承を得れば持ち帰ることができますが、きちんと了承を得ずに持ち帰る先生も多いです。

 

個人情報を持ち帰る理由

そもそも個人情報を持ち帰らないといけない状況に陥ること自体が問題です。持ち帰って自宅で仕事をするのですから、先生の負担も大きいです。

個人情報を持ち帰らないといけない理由としては2点が挙げられます。

・教員の仕事の幅が広すぎて確実に勤務時間内に終わらない量の業務がある

・仕事の分担が偏っていて、特定の教員が個人情報を持ち出さないと期限に間に合わない状況に陥っている

簡単にまとめてしまえば、

・教員の仕事が忙しすぎる

・仕事の分担が雑

ということです。

 

教員の忙しさには前の記事で触れました。

🔗元教師の私が若手教員の1日の流れを紹介します。

勤務時間内に手が付けられるレベルまで教員の仕事量を軽減していかないと、情報管理を完全に改善していくことはできないでしょう。

 

また、先生によっては定時に必ず帰るような先生もいますので、教員間での仕事量の差もなくしていく必要があります。特に若手の教員には雑務が多く振られてしまう傾向もあるように感じます。

 

個人情報紛失のリスク

実際に、個人情報を紛失してしまうケースが少なからずあります。
私が出会ったケースをいくつか紹介します。

まだ開示していない生徒の成績の入ったUSBメモリをなくす

私が子どもの頃の教員が、生徒の成績のデータがすべて入ったUSBメモリを落としてしまって大問題になりました。緊急保護者会が開かれニュースになり、新聞にも記載されました。

しかも、バックアップを取っていなかったので、生徒の成績は前の学期を参考につけられるという結果に。

飲み会帰りに個人情報の入ったバックを盗まれる

盗まれたバックの中に生徒の定期テストの答案が入っていたため、点数が付けられなくなったケースもあります。

…こうなってしまうと目も当てられないです。成績ならまだ付け直しが聞きますが、テストの答案は世界に一つだけです。コピーを取っていなければ、完全にアウト。もちろん教育委員会や保護者からもバッシングを受けます。

ちなみに、持ち帰ったテストの答案をお酒を飲みながら採点したことがあるという先生も結構いるみたいです。

 

学校の情報管理でおかしいと感じたポイント

  • 生徒の答案や成績を持ち出すことができてしまう
    先ほど述べたように、個人情報の紛失の可能性が高いです。

 

  • 中途半端にサーバーにつながったパソコンの存在
    一部のパソコンのみインターネットにつながっている。しかし、そのパソコン自体が学校のサーバーにつながってしまっている。これでは教員のパソコンがインターネットにつながらないようにされている意味が薄い。

 

  • 貸出しUSBメモリやCDの使用についてあいまいな管理
    先ほども述べましたが、ルールがしっかり浸透していない。

 

  • 机の上の整理ができていない
    机の上に生徒の成績情報が広げっぱなし…なんてこともよくあります。

 

  • 印刷物に対しての持ち出しチェックの甘さ
    USBメモリなどでのデータと違って印刷して持ち帰りやすい。もちろん紛失の危険はある。

 

  • 個人情報管理の方法を教員間で共有できていない
    職員室の机の上にはテスト問題を置いておいてはいけないことや、USBメモリやテスト答案の持ち出しについてのルールが共有されていないことがあるため、一人一人の先生の判断で個人情報を管理する状況になってしまっている。これでは、ルールが徹底されていないため、個人情報を管理できているとは言えない。

 

以上の点が自分としてはかなり気になりました。まだまだ思い出せば出てきそう。

学校の情報管理の改善点|まとめ

個人情報

改善点をまとめると、

・教員の仕事量、仕事範囲の分担・削減を図り、少なくとも勤務時間内に手が付けられるような体制を整える。
・USBの持ち出しや情報管理のルールなどを教員間で共有し、徹底する。
・教員同士のチェックを日々行う。(個人情報を持ち出す日に飲み会に行かないか確認する、机上の整理をお互いに注意喚起する等)

ということになります。

すぐに教員の仕事量を減らすのは難しいかもしれません。教員が便利屋のように捉えられ、余計な仕事が増えています。

🔗先生は便利屋じゃない!元教員が親に言われて困った要望・クレーム5選!

ですので、仕事を教員間で正しく分担ができれば、各々の先生の時間が少しでも平等に確保できるのではと思います。

個人情報にはこれからますます厳しくなってきています。
学校の置かれる立場を危ぶめないためにも、個人情報の管理は徹底していきたいですね。

以上、元教員がお伝えする「生徒の成績が流出?!学校の個人情報管理の改善点」でした!

▽面接は服装も見られます。本気で面接に臨むなら新しいスーツとシャツで。

Suit Ya

この記事も読まれています

-学校の裏話
-

Copyright© あかぶろ|教員・介護福祉士の転職・仕事をまとめたサイト , 2019 All Rights Reserved.