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【介護リハビリ】高齢者のリハビリの方法と注意点!脳卒中・脳出血はまず回復期が大事

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リハビリする高齢者

 

みなさんこんにちは。スポーツトレーナー(リハビリ指導担当)の管理人です。

最近、「お年寄り」「老人」という言葉を聞かなくなってきたように感じます。差別的な表現だと言われ、今日では敬意を含め「高齢者」と表現することが勧められているからですね。

 

そんな高齢者ですが、現在日本では高齢者の割合が25%以上、人口の4人に1人は高齢者の世の中になってきています。

平均寿命も伸びつつあり、男性では80歳、女性では87歳と高水準の平均寿命となっています。

長生きをする分、身体の不調や筋力の衰えを感じることも多いようで、最近ではリハビリに取り組む高齢者の方が増えてきています。

 

しかし、ちょっと待った!

 

リハビリのやり方を間違えると、高齢者にとってのリハビリが逆効果になってしまうこともあります!!

ですので、今回は高齢者のリハビリの方法と注意点をお伝えするとともに、脳卒中のリハビリのポイントをお伝えしていきます。

介護業界でリハビリを行う方や、ご家族の介護でリハビリを行う方の参考になればと思います。

 

高齢者のリハビリ方法

高齢者のリハビリで行っていただきたいのは、まず自立支援を目指すということ。

そのためには「歩く」ことが欠かせません。

また「手を動かす」ことも毎日のADLを落とさないために必須のリハビリと言えます。

 

介護施設でのリハビリ、高齢者のリハビリでは次のポイントを意識してリハビリを行ってください。

・下肢筋力の筋力アップ

・四肢の柔軟性を高める

この2点をまずは行ってください。最優先事項です。

高齢者は下肢筋力が弱るところからふらつきやつまづきにつながります。転倒することが寝たきりになる最大の原因ともいわれていますので、歩き続けられる下肢筋力を身に付けさせます。

高齢者は筋力が弱っているだけでなく筋肉が固くなっていて可動域が狭いことで動きが悪くなっています。リハビリで四肢の柔軟性も高めましょう。

高齢者おすすめのリハビリ

・スクワット(高齢者の身体状況によっては注意が必要です)

・膝裏伸ばし(イスに座って片足ずつ)

・鶴のポーズ(ヨガのポーズ)

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高齢者のリハビリの注意点

運動は5分目くらいで良い

よくあるのが、息が上がるくらいまで体を動かしてしまうケース。

年を取ると筋肉痛が長く続くなんて言われているように、高齢者の体の回復力は若いころに比べると遅いです。

体を動かしているときはまだ余裕があるかもしれませんが、翌日に動けなくなったり体調を崩したりする人も出てきます。

動けない日が続く分、体力は少しずつ落ちていきますので、リハビリを頑張り過ぎると逆効果になります。

「運動はほどほどに」これが鉄則です。

 

怒責は禁忌

怒責というのは、力を込めた時に息を止めて力んでしまうことを言います。

息を止めて力んでしまうと血管が収縮し、血圧が一時的に高くなり脳卒中の原因にもなります。

高齢者は脳や心臓の血管の病気を抱えていることも少なくありません。

若い血管なら弾力があり血栓も詰まりにくいのですが、高齢者の血管は血栓ができやすく、かつ弾力も若い血管と比べて衰えているので、より血圧が上がりやすいのです。その結果、血栓が飛び、脳や肺の血管に詰まることで脳梗塞や肺塞栓などの恐れがあります。

負けず嫌いな方は要注意です。力みすぎないことが大切です。

 

水分補給は早めに行う

年を重ねていくと、刺激に鈍感になります。高齢者はのどの渇きにも鈍感になってきますので、気が付いた時には脱水症状に陥ることもあります。

若いときには1日2リットルを目安に水分を摂取することが勧められています。

活動量が減る高齢者でも、1.5リットルぐらいは1日に摂取したいものです。

運動時には水分が体から排出されていきますが、のどの渇きを感じるまで時間がかかる可能性があります。

身体から水分が失われると、血圧も高くなり、脳梗塞や肺塞栓などのリスクも高くなるため、早めの水分補給が望ましいです。

高齢者の中には、トイレが近くなるからといって水分摂取を我慢する傾向の人がいます。

身体が第一ですのでトイレの頻度が高くなってでも水分摂取をさせましょう。

 

脳卒中(脳出血・脳梗塞)のリハビリは回復期を逃さない

脳卒中(脳出血・脳梗塞)は体にマヒが残ることがありますが、できるだけ早くリハビリを行うことでかなり改善させることができます。

この期間を「回復期」と言ったりもします。

しかし、回復期は長くありません。脳卒中後6カ月ぐらいが目安になります。(早ければ早いほど効果がある)

ですので、脳卒中後の高齢者のリハビリは一刻も早く行うべき。

その6ヵ月をどのように過ごすかでその方の一生に影響する6ヵ月なのですから。

 

リハビリ後の注意点

運動後の歩行

運動後には、筋肉がほぐされて動きやすく感じる場面がある一方、筋疲労が起きて力が入らない場面もあります。

いつものように歩き始めて急に力が抜けて膝折れを起こしたり、小さな段差に躓いたりして転ぶ可能性が高くなりますので、注意が必要。

お風呂の入り方

リハビリ後に汗を流すためにお風呂に入る人もいらっしゃいます。

特に注意していただきたいのが寒い時期のヒートショック。

急激な温度差を感じると体に変化が起き、ひどい場合には心臓発作や失神が起きます。

銭湯や温泉で、サウナで身体を温めた後、水風呂に飛び込む方をよく見かけますが、非常に危険な行為です。

若い人でも心筋梗塞を起こしている事例があるほどです。

熱したガラスを冷水に付けるとガラスが割れますが、これも急激な温度差による現象の一つです。

似たようなことが体に起きていると考えると、少し怖さが伝わるでしょうか。

 

予防としては、脱衣所と浴室を温めておくことが有効です。

暖かいところで脱衣を行い、温度差のない状態で汗を流しましょう。

ヒーターや暖房をつけておく方法もありますが、どちらも準備できない場合には、シャワーを5分ほど出しておき、浴室を温めた状態で入るなどの工夫ができます。

ぜひお試しください。

 

高齢者の介護・リハビリまとめ

高齢者と家族

高齢者の身体は思っているよりも衰えていることが多いです。

しかし高齢者のなかには、自分の衰えを認めたくないと思い、なんでも一人でやろうとして転んでしまったり調子を悪くしてしまったりする人もいます。

そういう高齢者をたくさん見てきたので、この記事を見たみなさんの近くに支えてあげられる高齢者がいたときは、少しアドバイスでもしていただけると嬉しく思います。

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