学校・教育

【教員のルール】元教師が驚いた、教員の世界の変なルール

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先生と黒板

 

教員の世界のルールは一般的な社会とは少し異なります。

大人と子どもが存在する学校という環境ならではかもしれません。

時には、「教員の常識は社会の非常識」だなんて手厳しい言葉を耳にすることもあります。

実際には一部の先生に対しての言葉でしょうが、すごく胸に刺さる言葉ですよね。

 

さて、今回はそんな教員の世界のルールを絞ってご紹介します。

教員採用試験を受験する人、先生を目指している人の参考になればと思います!

 

給食は早食い

給食は早食いが命です。

▼こちらの記事も参考にどうぞ

参考【先生を目指す人へ】元教師が教える先生に向いている人7選!

 

給食指導は本当にスピードが命です。

早食いのスキルが求められますし、ほとんどの先生は自然と食べるスピードが早くなります。

 

そして注意。

早食い×カロリー=体に負担大

給食はカロリーが高く設定されているので、すぐ太ります。

 

車やバイク出勤は禁止

以外にも、これは大丈夫だと勘違いしている人が多いのではないでしょうか。

確かに、車で学校に出勤している先生もいますが、そのほとんどは休日のことです。

基本的には、車やバイク出勤は禁止!公共の交通機関を使います。

 

・・・中には内緒で学校近くのパーキングに車を止めて出勤している強者先生もおりますが、公立校では全面的に車やバイクでの出勤が認められなくなってきています。

 

例外として、休日の車出勤に関しては許可をもらえばOKです。

また、私立校では車出勤が認められているケースが多いです。

 

副業禁止

公立校では、先生は地方公務員として扱われるため、原則として副業が禁止です。

日常業務に支障のない範囲で、許可を得ればこの限りではありませんが、原則は認められていないのです。

そのため、先生が学校を有給で休んで、コンビニでアルバイトなどをしていたら問題になります。

 

ちなみに、ブロガーやアフィリエイトで稼ぎがある人も申請が必要みたいです。

また、仮想通貨(暗号通貨)での収入についてはグレーゾーンと言われていて、申請している人もいればまだ申請していない人も多いみたい。

公務員としての身分を保証されている分、制約もあるということですね。

 

生徒の呼び方

実は「くん」付けや「ちゃん」付けの呼び方は本当はNG。

理由は、性の差別を無くそうという考えからだそう。

 

・・・いやいや、みんな呼んでますけどね?

そこまで縛りが出てくると、先生はやりづらいですよ。

 

それだけじゃなく、呼び捨てや下の名前で呼ぶこともあまり好ましくないとされ始めていたりもします。

じゃあどうすればいいの??

 

はい。男子も女子も「さん」付け。もちろん苗字。

 

いやー、先生がルールに縛られすぎて・・・

なんとなく生徒との距離感を感じます。窮屈な教育現場になってきているのでは?なんて感じますね。

 

部活動の顧問は断れない

部活動は先生にとってボランティアです。

休日に部活動の指導で出勤してきたときには部活動手当が出ますが、4時間以上の指導をして初めて発生しますので、3時間では無休扱いです。また、交通費も出ません。

 

しかし、やりたくないといっても管理職に認めてもらえず、どこかしらの部活動の顧問として割り振られてしまう現状があります。

そもそも部活動の顧問としての仕事は、先生の余裕のある範囲でという条件で引き受けるものなんですけどね。

 

運動部で土日に公式な大会があれば、土日に予定があったとしても、その予定をキャンセルしてでも時間を空けなくてはなりません。

このような状況ですので、部活を持ちたくない先生は正直たくさんいます。それでも人手が足りないから断ることができないのです。

▼部活動手当の闇はこちらの記事を参考に。

参考【学校の裏話】元教師がもの申す!教員の部活動手当の実際!

 

USBメモリ等の持ち込み禁止

はっきり言って、日本の教育現場は情報化社会についていけていません。

Wi-Fi環境も学校にはまだ整っていませんし、先生のパソコンもインターネットに接続ができないようにセキュリティーがかけられています。

 

私がいた学校では個人情報の扱いを厳重にしたいがために、USBメモリの持ち込みや使用を基本的に禁止されていました。

しかし、代わりと言って渡されたのがCD!

「CDでならファイルを持ち込んだり持ち出したりしても良い」と言われてビックリ。驚きました。

USBがだめならCDもだめでしょう!!

こういった余計な手間がかかることで、先生の残業時間が伸びていくのでしょうね。

 

教員のルール|まとめ

先生と黒板

元教師の私から見て驚いた教員の世界のルールをお伝えしてきました。

みなさんが知らなかった情報もあったのではないでしょうか。

教員を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

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