教員採用試験では必ず『面接試験』があります。
『面接試験』では、受験者の「人柄」や「振る舞い」そして「PRポイント(長所)」を見られることが多いです。
さて、そこで本記事では
自己PR文の作り方・自分のPRポイントの見つけ方をご紹介します!
こんな方におすすめ
- 自分のPRポイントがわからない
- どのようなPR文を書けばいいのかイメージが付かない
自己PRとは
まず初めに、「自己PRとは何か」正しく知っておきましょう。
PRとは、宣伝のこと。つまり、自己PRとは、自分を宣伝するということになりますね。
宣伝したいのに、わざわざ短所ばかりを言う必要はありません。
自己PRでは、自分の強みをアピールするのです!
強みを生かすために弱みを見せる・・・なんて手法もありますが、これは割愛。やらなくていいです。
ということで、まずは自分の強みを見つけるところから始めましょう!
教員採用試験のための自己PR文章の作り方
経験や趣味、性格、性格を自己PRに生かそう
- 経験を生かす
- 趣味を生かす
- 能力を生かす
- 性格を生かす
自己PR文の作り方としてはこれが基本となります。
経験や趣味、自身の性格や能力を生かすのは面接対策において必須。
さらに『経験をどのように教育現場へ生かせるか』と言う観点で考えることが重要なポイントです。
PRする経験は盛って話そう
例えば『大学の部活動でチームに貢献した』という経験を生かす場合を考えてみます。
大学の部活動に所属しているなんて今では当たり前。
『チームに貢献した』
『チームをまとめた』
なんて言っても面接官は『ふーん』で終わってしまいます。
所属団体がそこまで有名な団体でないなら、「部活やサークル、チームのリーダーとして全体をまとめた」ぐらい話は盛りましょう。
リーダーは定義があいまいなので使いやすい文章です。団体に責任をもって所属していたのであれば、決してウソにはなりません。
また、それが本当かどうかなんて面接官はいちいち聞きません。むしろ、印象に残るので少しくらい盛った方が〇
ただし、あからさまなウソはやめましょうね。(例…全国一位になった、日本代表になった、持っていない面所や資格を持っている・・・等)
経験として挙げられるものとしては、
- 教育実習っでの学び
- 介護施設での経験
- アルバイト
- 授業での学び
- 部活動
- サークル活動
- イベント参加
- ボランティア活動
などが挙げられます。どんな経験でも上手に教育現場に生かすことができればOK。
趣味や能力、正確についても同様に『教育現場でどう生かせるか』という観点で自己PR文にしていきましょう。
教員採用試験のための自己PRポイントの見つけ方
自分の長所ってなんだろう・・・
なんてみなさんに、自己PRポイントの見つけ方をご紹介します。
家族や友達に自分の良さ・長所を聞こう
家族や友達にあなたがどう見えているかを聞きましょう。
少し恥ずかしいかもしれませんが、自分の良さは自分では気が付けないものです。
素直に聞いてみるのが自己PRにつながります。
短所と長所は表裏一体|短所を生かそう
長所が見つからない人の多くは短所なら見つけられます。
実は短所こそ、長所と表裏の関係です。捉え方を変えれば短所は長所(自己PRポイント)につなげられます!
【例】表にしました▼
短所 | 長所 |
人と話すのが苦手 | 人との距離感を大切にしている。教育現場では子どもたちとの適切な距離を保つことができる。 |
なんでも喋ってしまう | コミュニケーションをとることが好き。コミュニケーション能力が高い。保護者や子どもと関りを持つことに生かせる。 |
周りが見えない | 一つのことに集中することができる。集中力がある。目の前の課題を達成することに力を注ぐ性格。 |
空気が読めない | 場の雰囲気に流されず、自分の意見を伝えることができる。 |
緊張しやすい | 場面に応じた適切な行動を取ることができる。普段から適度な緊張感を持ち、状況に応じた行動を心掛けている。いざと言う時には臨機応変に対応ができる。 |
短所は捉え方を変えれば長所になります。
自己PRで言ったことについて採用後にツッコまれる・・・なんてことはありません。
堂々と、長所として捉えてしまいましょう!!
裏技|転職サイトを活用しよう
これはわたしが実際に活用した裏技です。
転職サイトの一つリクナビNEXTでは、簡単な無料登録をするとグッドポイント診断と言う『自己分析』ができます。
自分の性格や個性を具体的に自己PRにするための上手な言い回しや表現のアドバイスも表示されるので、そのまま自己PRに使うことができます。
あれこれと一人で悩んで自己PRに時間をかけるよりも、まずリクナビNEXTに登録してグッドポイント診断をして、内容をがっつり参考にするのをおすすめします。
まとめ|自己PRは経験を生かす。さらに家族や友人、転職サイトにも頼ろう
以上、ここまで自己PRの文章の作り方、自己PRポイントの見つけ方をご紹介しました。
参考にしていただいて、教員採用試験の面接に備えてみてください。