いきなりですが・・・
教員ってホントにしんどい仕事ですよね。
転職を考える教員の方も多いと聞きます。
実際にこのサイトを訪れている方の中にも教員からの転職記事を求めてきていただいている方が多くいらっしゃいます。
さて、いざ教員からの転職を考えるときに、多くの先生が思い浮かべるのが
- 塾の先生
なんですよね!!
子どもに指導すること自体は変わらないため、比較的楽に転職できるのでは?
なんて考えで塾を希望する方もいらっしゃいます。
そこで本記事では、
- 学校教員と塾との違い
- 教員からの転職先に塾講師はおすすめか?
- 塾業界への転職のしやすさ
に絞って情報をお伝えしていきます。
転職者
教員から塾業界に転職しようかな?
なんて考えている人は参考にしてみてくださいね!
それではさっそく参りましょう~!
学校教員と塾の違い
学校教員と塾の違いは大きく5つ。
詳しく紹介していきます。
塾は勤務時間が遅い
基本的に子供たちは学校に行った後に塾に通います。
つまり、塾の先生は朝早くから勤務することは少ないのです。
いろんな塾の求人を見ましたが、
- 11時出勤~20時まで
- 13時出勤~22時まで
なんて勤務時間のところが多い印象です。
夏休みや冬休みなど学校が休みの期間に行う
- 夏期講習
- 冬期講習
- 試験対策
- 受験対策
など特別講座を行う時には朝早くからの出勤日もありますが、基本的には朝はゆっくりとできますね。
塾はお金をもらって教科の指導をする。ノルマがある場合も。
学校教員の多くは公立学校の先生。
つまり、「地方公務員」の身分となります。
給料は国から保証されていますので、急に給料を下げられたり、待遇が著しく変わったりはしません。もちろん、急によくなったりもしません。
あくまで年功序列ですので、年数を重ねるほど段々と給料が上がる仕組みです。
詳しくは【教員の給与】教師はどのくらい給料をもらえるの?昇給昇格はある?を参考に。
塾の先生(管理者も含めて)の場合は、会社勤めになります。
塾はお金をもらって教科の指導をする場所ですので、当然子供たちが集まらなければ会社が潰れてしまいます。
そのため会社の方針でノルマが設定されているところもあり、いかに子供たちを集客するかと言う視点で働く必要性が出てきます。
塾では早期のキャリアアップも目指せる
先ほども述べたように塾は会社の方針次第で給料もアップします。
あなたが塾で認められ、会社の業績が良い状態であれば、早いうちに昇格・昇給(キャリアアップ)も望めます。
よくある塾のキャリアアップの流れとしては
step
1塾講師
塾で働く職員として、子供たちに教科指導をする。
塾の運営も手伝う。
step
2マネージャー、塾長(管理者)
塾の運営業務を行う。
保護者との面談や契約なども担当。
勤め先の塾をいかに繁盛させるか考える。
step
3エリアマネージャー
地域にある複数の塾を統括する。
塾長と連携を図り、適宜アドバイスをしたり、お店を訪れてチェックをしたりする。
求人サイトを見ていると、早い人では2年~3年程度でエリアマネージャーになっているみたいですね!
教科の指導に専念できる
特定の教科の指導に専念できるのも、塾の魅力であり、学校の先生と大きく違うポイント。
小学生の指導を担当する場合には、教えるレベルが低いため複数の教科を教える場合もあります。
しかし基本的には中学生や高校生レベルになってくると教科専門で指導に入れることが多いようですね。
学校の教員も似たように小学校では全教科を教え、中学校からは各教科の指導だけ・・・
という仕組みになってはいますが、その他の雑務や生活指導が入ってくると教科の指導になかなか専念できません。
子どもの生活指導があるか
学校ではないので、塾では細かい生活指導はありません。
服装が乱れすぎていても、塾の先生はそこまで指導する必要はないんですね。
さすがに暴言がひどすぎたり、暴力を奮ったりなんてことがあった時には、その場で簡単な注意をしたり場合によってはすぐ警察よんだりするとは思いますが。
なんて言いつつも、塾では先生と子供たちとの衝突はほとんどありません。
学校の生活指導を比べると雲泥の差。
はっきり言って、生活指導は楽です。
学校の生活指導でストレスを抱えている先生にはとてもおすすめの業種と言えます。
教員からの転職に塾の先生はおすすめか
- 子どもは好きだけど、学校での生活指導にストレスを感じている
- 学校の先生は雑務が多すぎる
- 早期のキャリアアップ、昇給昇格を目指したい
- 教科の指導だけに専念したい
- ちゃんと休日を確保したい
- 朝の早起きが苦手
なんて感じている教員の方にはまずおすすめです!!
子どもは好きだけど、学校での生活指導にストレスを感じている
子どもは好きだけど、生活指導や雑務が嫌で
「教員から塾の先生になった」
なんて人は塾にたくさんいます。安心して塾を目指すと良いかと思います。
学校の先生は雑務が多すぎる
先ほども述べましたが、学校の先生は雑務が多すぎます。
部活動の指導などもあると勤務時間もズルズルと伸びてしまいます。
塾講師や塾長も雑務がないわけではありませんが、学校の先生ほどではありません。
早期のキャリアアップ、昇給昇格を目指したい
- 早く給料を上げたい
- 昇格して安定した役職に就きたい
- キャリアアップをしたい
と考える方にも早期の昇給昇格を見込める塾は合っているかもしれませんね。
教科の指導だけに専念したい
教科の指導に専念できるのは、塾の先生の魅力です。
ただ注意点としては、塾では
- 国語
- 算数、数学
- 理科
- 社会
- 英語
の教科を扱うため、体育や美術などの先生で塾講師への転職を考える方は、以上の教科を教えることになります。
勉強して教えることもできるので大丈夫ですが、一応頭に入れておきましょう。
塾長(マネージャー、管理者)であれば教科の指導をしないで済むケースも。
転職先の塾によってもこの辺りは違いがありますので、一度調べてみるといいですよ。
ちゃんと休日を確保したい
中学校や高校の教員は休日に部活動指導が入ることも少なくありません。
なんてことも日常的に起こります。
塾では最低でも週に2日は休めるところがほとんど。
塾はシフト制のところも多いので、休みが曜日固定されていないことも。
この辺りの待遇についても一度転職サイトで調べてみると良いでしょう。
朝の早起きが苦手
教員の朝はとっても早いです。
早起きが苦手で朝はゆっくりと過ごしたくて塾講師や塾の管理者になる方もいるほど。
仕事はずっと続けていくものなので、同じことも感じている方は目指す価値ありです。
教員から塾業界へは転職しやすい?
ずばり、教員から塾への転職はしやすいと言えます。
なんて言っても、子供の指導になれているわけですから、塾側から見ても即戦力とみなされます!
教員と言う仕事を経験したからこそ、優遇してもらえる塾業界への転職。ぜひチェレンジしてみては。
教員からの転職を本気で考えている方は教師・教員が転職する方法は?転職先おすすめ7選とまずやるべきこともぜひ参考にしてみてください。
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