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【教員採用試験】参考書の正しい選び方!2021年度おすすめ参考書を紹介

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本とバラ

 

みなさん、元教員の管理人です。

学校の先生を目指して教員採用試験の勉強をしているみなさん!

 

参考書は上手に活用できていますか?

その参考書は自分に合ったものを選べていますか??

 

本屋に参考書を買いに行って、

「あ、この参考書いいな」

「この参考書は2週間でひと通りできるのか」

「こっちの参考書もよさそうだぞ」

「うーん…どれ買えばいいの?」

なーんて思ったことありませんか?

 

はい、そうなんですよね!

参考書と言っても、種類が多く、似たようなものもたくさんあります。

 

ですので、今回の記事では教員採用試験に一発で合格した元教師の私の経験を踏まえ、

・参考書の選び方

・おすすめの参考書

を紹介していきます!

学校の先生を目指す人の参考になれば嬉しく思います。

 

教員採用試験の参考書や問題集の種類

教員採用試験の参考書の種類ですが、まず、受験する自治体で必要な勉強が異なります。

東京都の教員採用試験を例に挙げると、

【一次試験】

・教職教養

・専門教養

・小論文

【二次試験】

・個人面接

・集団討論

・模擬授業

 

が基本の試験内容になります。

(自治体によっては、一般教養が試験内容に含まれます)

それぞれの試験内容ごとに参考書がたくさん出版されていますので、選ぶ方も悩みますよね。

 

東京都の教員採用ページに記載されている内容からは、教職教養と専門教養にて一定の足切りラインを設定していて一定の点数に達した人のみ小論文の採点対象になることが読み取れます。

要するに、教職教養と専門教養を突破しなければ小論文がどれだけうまくかけていても合格にはなりません。落ちます。

 

とういうことは、小論文に力を注ぐ前に教職教養や専門教養も合格ラインを突破できるように準備しておかなければなりませんね。

 

逆に、教職教養や専門教養が満点とれたとしても、小論文がめちゃくちゃな点数ですと普通に落ちます。

 

どの試験内容もある程度の点数が取れなければ落とされてしまいますので、捨てコマはないんです。

 

 

教員採用試験の参考書の選び方

今回紹介する参考書を先に紹介しておきます。

 

参考書ははっきり言って、必須ではありません!

しかし、参考書がないと勉強する材料が揃わないことがあるため、基本的には科目ごとに参考書を持っておくべきでしょう。

今回みなさんに参考書を選ぶときに気を付けてほしいのは、

  1. 単元を網羅している
  2. 読みやすさ、理解しやすさ
  3. 文字装飾・カラーの印象
  4. 1ページの情報量は適切か
  5. 書き込みスペースがあるか
  6. 重要度の表記があるか
  7. 赤シートの演習問題があるか
  8. 難しい言葉が多いか
  9. 最新版か
  10. 暗記+演習+過去問が鉄則

という点になります。順を追って説明していきます。

 

1単元を網羅している

ほとんどの参考書は単元を網羅するように構成されています。

しかし、場合によっては勝手に単元を削除してしまっている参考書も見かけます。

1冊しっかりとした参考書での勉強がおすすめですので、単元はできるだけ網羅している参考書を選びましょう。(教職教養や一般教養)

 

2読みやすさ、理解しやすさ

文字の読みやすさは意外に重要ポイント。

1冊選んだら、きっと試験までその参考書を使うはず。

だとすれば、いかに頭に入りやすいか、ストレスなく理解しやすいかが重要になってきます。

ココを間違えると、同じ分野の勉強時間や理解度に差が出てしまいます。

ですので立ち読みできる書店に行き、ざっとページを開いてみて、すんなり理解できそうな参考書を選ぶようにします。

 

3文字装飾・カラーの印象

文字装飾・カラーの印象も、理解度に影響を与えます。

暗記をするなら赤か青系の装飾がおすすめ。

ページ全体を見渡した時に目が疲れない参考書を選びましょう。

「ポイント」が多すぎてページ一面が真っ赤だったり黄色だったりするものは避けた方が無難でしょう。

 

4 1ページの情報量は適切か

1ページに情報が詰め込まれすぎている参考書はあまりおすすめできません。

勉強中の視点があっちこっちに動き、理解度が低くなる恐れがあります。

これもざっと見渡して、適度に見やすいものを選ぶのが〇

 

5書き込みスペースがあるか

参考書に書き込みスペースがあると、補足したい内容を書き加えることができ、知識を深める手助けになります。

間違えた問題に「要注意」なんて書くのも良いでしょう。

暗記用の参考書は特に書き込みスペースにこだわりましょう。

 

6重要度の表記があるか

参考書では、頻出の分野があります。

ひと目で重要度が分かれば、まず重要な分野だけ学習したいときに飛ばすこともできますので役に立ちます。

 

7赤シートの演習問題があるか

暗記用の参考書は赤シートで繰り返しチェックができるものがおすすめ。

暗記して「覚えたつもり」になっている部分の知識を定着させることができます。

8難しい言葉が多いか

参考書は「わかりやすく」が重要です。

理解度にもつながり、学習時間にも差が出てきます。

難しい言葉を使いすぎていて

「いまいちピンとこないな」

なんて感じる参考書は避けましょう。(いまは読みやすい参考書が増えています)

9最新版か

毎年変わらない分野もありますが、法律や自治体の方策や、調査結果など変化があるものもあります。

余計な学習を減らすためにも、新しい年度に対応した参考書を用意しておく方が無難でしょう。

10暗記+演習+過去問が鉄則

暗記用の参考書、演習用の参考書、過去問の3冊を用意しておくと勉強がはかどります。

暗記⇒演習⇒過去問

と言う流れで効率的に試験対策ができます。

 

 

小論文の参考書について

小論文にも参考書がたくさん出版されていますが、はっきり言います。

正直言って、どれも難しく書かれすぎているんですよね。

 

本を書いている人、例文を載せている人はその道のプロでしょう。

でも実際に教員採用試験を受けるのはみなさんですよね。

これから論文の書き方を学ぼうとしているのに、いきなり難しい表現ばかりの例文や説明を受けてもなかなか良い書き方は身に付きません。

 

実際のところ、簡単な表現ばかりの論文でも、合格ラインを突破できます!

ですので、論文初心者でも合格ラインを突破できる小論文の書き方をこのサイトではお伝えしています。

【教員採用試験】小論文の書き方・対策・合格のための3つのコツ

【小論文のコツ】小論文添削のプロが教える論文の書き方のルール

 

小論文の例文・模範解答もたくさん載せていますので参考にしてくださいね。

【教員採用試験】超簡単!合格する論文の書き方と例文【生きる力】

 

 

教員採用試験おすすめの参考書【2021年度最新】

・らくらくマスター

らくらくマスターシリーズは心の底からおすすめできる参考書。

見やすさ、読みやすさも申し分なし。

赤シートで覚えたところを復習することもできます。

全ての科目をらくらくマスターでそろえても良いくらいだと思います。

▼専門教養・一般教養もあります

 

・面接試験の場面指導

こちらは面接試験での場面指導に特化した参考書。個人的にとてもお世話になった一冊。

場面指導に関しては、毎年大きく出題内容は変わりませんし、1冊持っておくだけで様々な場面を想定した質問に答えられるようになります。2020年度版でも使いまわせますので、こちらを活用ください。

 

 

教員採用試験の参考書・問題集の選び方まとめ

本とバラ

さて、今回は参考書の選び方とおすすめの参考書をお伝えしてきました。

参考書を選ぶときには、自分がその参考書をしっかりと使い続けられるかイメージをして買うようにしましょう!

参考書選びで迷った時にはぜひともおすすめした参考書を手に取ってみてください。

必ず合格に近づくはずです!!

 

 

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