教採対策

【教員採用試験】小論文、論作文の書き方のルールを教えます!

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本記事では、小論文の基本的な書き方のルールをお伝えしていきます。

基本的には作文の書き方と似ている部分もあるため、小学校・中学校の復習をする感じで振り返っていただければと思います。

 

公務員試験教員採用試験、その他の論作文対策としても基本的に書き方のルールは変わりませんので、幅広く参考にしていただければと思います。

解答用紙の文字数

小論文試験の解答用紙は受験する自治体によって異なります。

そして文字数も自治体によって違いがあります。

▼詳しくはこちらの記事でお伝えしてきました。

自治体によっては解答用紙の縦と横のマス数が異なります。

作文では縦書きの20行×20行の400字が基本です。

小論文試験でも一般的な解答用紙は一枚20行×20行の400字の縦書き形式となっています。

しかし、横書きの解答用紙で書くように指定される自治体もあるため、受験者のみなさんはどちらの形式でも書けるように想定しておくと良いでしょう。

 

ちなみに東京都の教員採用試験では、上から下への横書きで出題されている年度が多い印象です。(文字数は800字~1000字程度)

 

ちなみに、字数には空きマスも含めます。最後の一文字を書いた時点での文字数をカウントされますので注意しましょう。

小論文の書き方のきまり・ルール

書き出しは1マス空ける

本文の書き出しは1マス空けて書くようにします。

文章の区切りがついて段落を変える時にも、次の書き出しで1マス空ける。

論作文の書き方では、段落をいくつかに区切って書くことが基本になりますので、3つ~4つの段落に分けると思います。

自分の思考をすっきりさせるためにも1マス空けは重要。

 

句読点や符号の扱い

「、」や「。」などの句読点は行頭の1マスには書きません。

文章の区切りが合わずに行頭に句読点が来るような時には前の行の最終マスに文字と一緒に書くようにします。

 

また、「 」このようなカッコも同じように扱います。最後の 」が行頭に来る場合には最終マスに書き入れます。

 

作文の書き方に慣れている人には当たり前のように思えるかもしれませんが、添削をしていて意外に多いミスです。

特に上から下への横書き形式では論作文のルールが抜けてしまうことがありますので、意識して確認するようにしましょう。

1つのマスに1字が基本

これも作文の書き方と同じです。

句読点や「 」などの符号はもちろん、小さい文字「っ」なども1字として扱うため、1マスに書きます。

英単語や数字については少し違った書き方もありますが、これらも基本的に1マスに1字で書くようにすれば間違いではありません。

1つのマスに1つの文字で書きましょう。

文末の表現

文末の表現を統一しましょう。

論文の説得力が薄れて違和感を感じます。

 

「~です。」「~ます。」

のようにですます調で統一するか、

「~である。」「~だ。」「~考える。」

のように言い切る形で統一するのが簡潔でおすすめです。

専門的な言葉

小論文を実施する場面としては

・公務員試験

・教員採用試験

・就活

・転職

・受験

などが挙げられます。

専門的な言葉は特に使い分けを間違えないようにしましょう。

例えば教員採用試験では、

「子供」

「子ども」

「児童」

「生徒」

「学生」

などの用語の正しい使い分けが求められます。

参考「生徒」「児童」「学生」の違いとは?元教師が簡単に説明します

参考「教師」「教員」「教諭」「先生」の違いとは?【呼び方・使い分け】

 

送り仮名

送り仮名の間違い、結構多いです。

「現れる」を「現われる」

「携わる」を「携る」

こういう間違いも減点対象になります。注意が必要ですね。

普段から正しい送り仮名を使う練習をしましょう。

 

誤字脱字は減点対象

これは言うまでもないことですが、基本的に誤字脱字は減点です。

間違えやすい漢字にも注意しておきましょう。

(噂によると、誤字脱字が多すぎる場合には最後まで読まれずに不合格になることも…)

一文は短く簡潔に

「一文は短く書く」

これが小論文の書き方の鉄則です。

この点は知っておかないとできないコツ。

区切ることで小論文にリズム感が出て、読み手にストレスを与えません。

短く区切る練習をしておきましょう。

 

重複表現に注意

重複表現が結構多いですよ!!

気が付かない人もいるかと思うので、いくつか参考に。

「後で後悔する」

「最後の追い込み」

「一番最初」

「一番ベスト」

「初めて発見」

「今後の将来」

「今の現状」

「机上の上に」

「頭痛が痛い」

これらはすべて重複表現。間違って使っていませんか?

小論文の減点対象になるかは微妙ですが、避けておくのが無難でしょう。

段落分けを意識する

これは小論文の書き方のコツ。小論文は段落分けを意識することで、よりわかりやすく仕上げることができます。

三段落構成

「序論」「本論」「結論」の三段落構成

四段落構成

「起」「承」「転」「結」の四段落構成

 

▼段落分けを詳しく知りたい方

参考【これだけ!】教員採用試験の小論文の合格する書き方・模範解答

 

小論文の書き方・ルール・コツ:まとめ

本記事では基本的な小論文の書き方のルールをお伝えしてきました。

書き方の応用ルールもありますので、それはまた別の記事でお伝えしていきます。

合格に近づくために、いくつかのテーマで実際にルールに気を付けながら小論文を書く練習をしておくと良いですね。

参考小論文添削のプロが教える論文の書き方と例文【教採テーマ:読書】

論文と筆記用具
小論文添削のプロが教える論文の書き方と例文【教採テーマ:読書】

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