教員のみなさんこんにちは!元教師の管理人です。
「教員が辛い…」
「教員だけど学校に行きたくない」
「教師なんてならなければよかった」
この記事はそんなことを日々考えている教員・教師のみなさんへ書いています。少し長めになりますが、『この記事読んで人生変わった』なんてありがたいことを言っていただくこともありまして。ぜひ後悔しない人生を選びたい方には最後まで読み進めていってほしいです。
この記事で伝えたいこと
- 教員を辞めたいときにまずやること
- 教員を辞めるメリットとデメリット
- 教員におすすめの転職先
- 教員からの転職で気を付けること
- 退職、転職前に必ずやること
教員からの転職経験者ならではの視点で転職のポイントをお伝えしていきます。
わたしも教員の時にはストレスを抱える毎日で、「いつ辞めようか」と日々考えてしまってました。
なんだかんだ頑張っても、またしばらくしたら辞めたくなるものです。いさぎよく、辞めましょう。
教員からでも正しい転職方法をとることで必ず転職できます。「辞めたい」と思ったら、体が壊れてしまう前に決断を。
教員からの転職で失敗したくない!教師が転職する方法は?
退職前に転職先を決めておく
転職先が見つかっていれば、自然に教員生活に区切りが付けられます。どの職種でも言えることかもしれませんが、転職先は退職前に決めておきたいところ。(転職活動の時間がなかなか取れないのが悩み。。。)
しかし、どうしても余裕がない人もいるはず。そんな時にはさっぱりやめてから転職活動をするのも手かもしれません。
退職後に転職活動をするメリット
・転職活動の時間に余裕ができる
・日々の仕事のストレスから解放された状態で転職先を見つけられる
・書類作成の時間や面接の準備に時間が割ける
退職後に転職活動をするデメリット
・無職であることになんとなく不安を感じる
・収入がない期間が長引くと家計に響く
・健康保険や税金の手続きが面倒
できれば転職先は決めておきたいところです。
絶対に登録しておきたい
◎リクルートエージェント
転職支援の実績NO.1でサイトの使いやすさ抜群。はっきり言って、教員やめたいなら絶対に登録しておきたい転職エージェント。評判や口コミはリクルートエージェントの評判とは?を参考に。
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教員・教師におすすめの転職先
1.塾講師、塾長
塾講師や塾長は、子供や保護者と対応していくという点で教員として身に付けたスキルをすぐに活かすことができる仕事です。
子供や保護者の対応がそれほど苦ではなかったとしたら十分選択肢としておすすめ。
教員と塾は求められていることも違いますので、「教員として保護者と関わるのはしんどかったけれど、塾では楽」と感じる方も多いようです。
塾は他の職業・業種に比べて労働時間が変則的で13:00~21:00など、午後からの勤務が基本になるケースが多いです。
朝が弱い方にはとてもおすすめの転職先とも言えますね。
2.児童支援員や子供デイサービス、学童保育
子供を相手にするお仕事ですので、教壇に立っていた経験をすぐに生かすことができます。
企業の中には、発達障害や知的障害、言語障害、ADHDなどの障害を抱えた子供たちの支援を目的とするデイサービスもあります。
また、仕事で忙しい親御さんをもつ子供たちと放課後の時間に遊んだり勉強を教えるデイサービスも。
特別支援の経験がある先生は重宝されるでしょう。
子供を対象にした仕事では教員としての経験がとても重宝されます。
選択肢の1つとして考えてみる価値あり。
児童支援員や子供デイサービスの求人は転職サイトのリクナビNEXTにて数多く紹介されていますね。
調べてみると良いでしょう。
3.インストラクター
人に教えるという点で教師としての教えるスキルを活かすことができる業種。
特に実技系の教科を担当していた人は探せば結構な求人がヒットします。
体育科でしたら、ヨガのインストラクターやスポーツトレーナー、ジムのインストラクターなど。
音楽科でしたら、ピアノやギターなども楽器の指導教室など。
人を相手にするサービス業のため、コミュニケーション能力も生かせます。
また、子供を相手にするインストラクター職もあります。
職場環境は変えたいけれど、子供とは関わっていきたい人にもインストラクター職はおすすめです。
4.保育士
教員から保育士になる方は意外に多くいます。
小学校の教員をしていたという方は、年齢が近い子供を相手に仕事をしていくことになりますので、スキルを応用して柔軟に対応していける職業でしょう。
保育士の免許が必要になりますが、通信教育で保育士の免許を取る先生もいるくらいです。
選択肢の1つとして考えてみる価値があります。
5.事務職
雑務として事務処理が多い教員。
細かい手続きや事務としての書類管理が苦手でないのなら事務職も十分選択肢として考えられます。
教員と違ってイスに長時間座っての仕事になりますので、自分の理想の仕事のスタイルと合うかどうか考えて見ると良いですね。
基本的なPC作業ができれば十分に仕事をこなすことができるでしょう。
6.営業職、接客業
教員時代に身に付けたコミュニケーション能力が大いに活かせる営業職。
話すことを仕事にすると言う点では教員時代と大きく変わらないのかもしれません。
教員時代は保護者とのコミュニケーションが苦だったという方も、社会人相手の対応は全然勝手が違います。
相手が対応な関係の大人である分、ストレスも少なく、変な気を遣わなくて済むとも言われています。
7.介護業界・介護職
教員からの転職でおすすめなのが介護職。
介護業界はまだまだ人手が足りません。
奉仕の気持ちで接することも求められますので、教員として子供たちを育んできた経験が生かせるでしょう。
毎年高齢者の数が増えてきており、超高齢社会になった日本。
介護職は今は給料が低いと言われていますが、需要は高まるばかり。
この先も安定して働き続けられる仕事の一つ(クビにならない)として注目されています。
今後さらに需要が高まった時には、給料や待遇面で大きな転換期が来るとも。
大学で教職を受けてきた教員は、介護施設へのボランティアも必須です。
さらに教職を取っていると介護保険についてやサービスのプランなどの書類作成を担当できる介護福祉主事任用という資格を知らず知らずに取れていることがあります。
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教員からの転職で気を付けること・注意点
教員時代のスキル・資格・経験を活かせる仕事を探すといい
スキルや資格は転職に役立ちます。教員をしていたということで教員免許は当然保有しているでしょう。
他にPRできるスキルや資格を持っているかを考えることで転職の成功に近づきます。
- 教員として身に付けたスキルが転職先の企業で活かせるか。
- 資格として企業に推せる強みはあるか。
スキルや資格と相談をして自分が転職したい業種を選ぶことになると思います。
教員のスキル例
- コミュニケーション能力
- PCスキル(Word、Excelなど)
- 書類作成能力
- 正しい漢字の読み書き
- 対応力・応用力
自分のことを一度よく分析すると良いでしょう。
退職の申請は早めにする
退職を決めたら早めに校長先生(管理職)に申請しましょう。
「いつ言おう」
「良いタイミングがないな」
なんて考えていると、人事の都合で退職時期が1年先延ばしになることも。(私の友人の体験より)
退職のための必要な手続きについては【教員・教師の転職】教員を辞めたい!円満に退職する方法と手続きでまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
転職活動の時間を確保する
毎日の勤務後や、土日の空いている時間など、生かせる時間を少しずつ転職活動の時間にしましょう。
また、比較的集中して転職活動に打ち込める時期やタイミングも有効に使っていけると良いですね。
- 行事がない時期
- 長期休み(夏休みや冬休み)
- 定期テスト期間中(部活動指導が無かったり、平日でもいつもより早く帰れたりする)
転職で空白の休職期間ができると国民健康保険への切り替えや年金の手続きなど面倒な書類の手続きが出てきます。
ですのでできる限り教員を辞める前に転職先を見つけておくのが無難でしょう。
そのために転職活動の時間をしっかりと確保する必要があるのです。
「転職活動の時間がなかなか取れない…」と言う方は、転職エージェントを活用すると、空き時間に求人を見たりおすすめの転職先候補を知れたりするのでいいかと思います。
教員・教師のスーツは汚れに注意
教員は仕事上、黒板でチョークを使ったり子供たちと動き回ったりしますので、あなたが思っているよりもスーツが汚れています。
チョークの粉は一度払っても、意外に汚れがしみ込んでて目立ちます。腕や胸のあたりが白く汚れていることも。
また、毎日動き回ることも多いため、シャツなんかは黄ばみや汚れがひどいかもしれません。
転職活動では外見も見られます。できれば面接前に新しくきれいなスーツやシャツを用意しておきたいですね。
ネットでスーツをサクッと選びたい方は、Suit Yaなんかを活用するのもあり。自分にぴったり合うスーツやシャツがネットだけで簡単にオーダーできます。
教員と民間企業の違いを知っておく
転職サイトに登録してみて気になる業種や企業が見つかったら、その業種や企業について調べてみてイメージを膨らませておきましょう。
一般的な民間企業と、学校の教員という特殊な職業とは様々な点で違いがあります。
残業代が支給されない公立校の教員に比べて、転職先の民間企業では残業代が支給される点も大きな違いの一つ。
教員時代は朝早くから夜遅くまでサービス精神で残業していると褒められるようなこともありましたが、転職先で残業代が発生しているとなると勝手が違います。
残業はコストもかかりますので、企業としても残業を勧めることはしにくい時代になってきているため、限られた時間内に業務を終わらせられる力を求められます。
また、公立校の教員は頑張り応じて大きく給料が変わったり、学校に入るお金が増えたりはしません。言い換えれば、熱心な先生も、不真面目な先生も、さほど給料が変わりません。勤務年数によって給料が少しづつ安定して上がっていくのです。
比べて一般的な民間企業では結果を求められます。コストばかりかかってサービスの悪い社員は評価も落ち、給料も他の社員と差が出てきます。逆に能力が認められれば早期からの出世や給料アップも期待できます。
職務経歴書のPRの書き方を工夫する
教職と言うのはとても特別な職業。
ですので職場で培ったことをうまくPRできれば他の人と差別化が図れる大きな強みになります。
・子供とのコミュニケーションに慣れている
・教科の専門性
・児童教育、生徒教育
・校務分掌
・PCでの情報処理
などの教員としての経験をうまく次の職種に生かすPRができればポイントも高くなります。
教員として身に付けたスキルや持っている資格なども絡めてPRできると良さや強みを伝えられることでしょう。
教員の転職は早い方が良い
若手は第二新卒枠もあり、採用される可能性が高い傾向があります。
また年齢が若い方が選択肢が豊富に用意されています。
企業によっては30代前半までの募集など具体的に求める人材に制限を設けている企業も。
中には社会人経験者(10年以上等)を募集している企業などもありますが、若手を求める企業が多いのは確かです。
経験は後からでも積むことができます。
しかし若さは取り戻すことができないため、転職しようと考えている人には早めの行動をおすすめします。
教員・教師が転職前にやるべきこと
教員・教師が退職・転職前にやるべきことがいくつかあります。
転職してからでは遅いものもありますので早めに手を付けておきましょう。
詳しくは教員・教師が退職・転職前にやることリストにまとめていますので参考にしてみてください。
教員を辞めてよかったこと。元教員の転職体験談
私の経験談ですが、教員を退職してからどうなったか?と思われる方もいらっしゃいますよね。
結論から言うと、毎日が本当に楽しめるようになりました!!
「ご飯がおいしいな」とか、「友達と話すって本当にたのしい時間だな」とか何気ない幸せに気が付けるようになりましたね。
いままでは家に帰った後も仕事のことばかり考えていましたが、今は自分のための時間をしっかりと取ることができています。
なんて考えてしまうと後で必ず後悔します。
日程調整や企業との連絡を取るのがめんどくさくて、テキトーに内定もらったところに転職・・・なんてことになりかねなかったなぁと。
ひとりでの転職はまず無理です。(何をやっていいのかわからない)
先ほども紹介しましたが後悔しない転職のために、転職サイトや転職エージェントを活用してみてください。
教員の転職先は転職エージェントを活用して見つけるべし
教員・教師の転職先は、実は他の職業と同じように転職サイトや転職エージェントを活用して探すことをおすすめします。
個人的に、転職エージェントを利用するかしないかで転職の成功率は大きく違うと感じました。
「教員はやめたいけど、教育業界では働き続けたい」なんて方も教育業界の求人を紹介してもらえます。
「転職に成功した人の3人に2人は複数の転職エージェントに登録している」なんて言われており、転職者のほとんどが転職エージェントを利用します。スタートダッシュをきるためにまずは登録しておきましょう。。
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◎リクルートエージェント
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教師が転職エージェントを使うメリットは?
▼転職エージェントでできること
・転職先を探せる
・希望の条件に合う転職先を紹介してもらえる
・面談で不安なことを相談できる
・履歴書や職務経歴書を簡単に作成できる
・書類の添削やアドバイスをしてもらえる
・面接練習をしてもらえる
・面接日時の調整をしてもらえる
・給料交渉をしてもらえる
・企業の情報を詳しく教えてもらえる
・サービスを使って自己分析ができる
・結果、時間を有効に使える
ちなみに転職サイトや転職エージェントによって使えるサービスは少し違います。
利用してみて本気で厳選。
〇教員におすすめの転職サイト・転職エージェント
転職サービス | 特徴 |
リクルートエージェント | ・転職支援実績NO.1 |
dodaエージェントサービス | ・転職者満足度NO.1 |
パソナキャリア | ・転職サポートNO.1(女性にも強み) |
リクナビNEXT | ・転職者の8割が利用すると言われる転職サイト |
※転職サイトと転職エージェントの違いについてわからなかったらこちらの記事で確認しておきましょう。
まずはやっぱり転職のプロに道案内をしてもらうのがいいかと思いますよ。
教員におすすめの転職エージェント・転職サイト
転職希望者には担当のアドバイザーが付くのですが、当たりはずれがあったり、あなたとの相性、希望する業種への知識の差があります。
ですので、複数のエージェントに登録して、担当のアドバイザーと面談をしてみて相性を確認しておくことが必須なんです。
相性の悪い担当者に当たるリスクを避けるためにも複数のエージェントに登録してみるってことですね。
最初はいくつかに登録して面談をしてみて、「自分に合う担当」を探してみてください。
わたしも利用した教員にもおすすできるエージェントを選んだので、まずは面談をしてみるといいかと。
注意点
登録後にかかってくる電話に出て、キャリアアドバイザーと面談までしてみること。電話面談でもいいので自分が転職をどのくらい考えているのか伝えましょう。
これで転職準備はOK!!
教師・教員が転職する方法とは?おすすめの転職先7選とまずやること|まとめ
「教員の転職は潰しがきかない」なんて言われることもありますが、そんなことはありません。
やるべきことをやれば転職は十分可能です。実際に転職している教員がわたしの周りにもたくさんいます。
一度決めた仕事は続けないと…と考えてしまいがちですが、そんなことはありません。教師の転職、教員の転職も普通によくあることです。
それでいいんだと思います
教員の理想と現実の差に苦しみ、毎日教員を辞めたいと考えている先生は、この記事を参考に少しでも前向きに転職活動に臨んでほしいと思います。
いまの職場が辛くてストレスを感じていませんか?つい何かにあたってしまうほど、心が乱されていませんか?
仕事をやめるのは、大きな決断です。でも、逃げているわけではありません。新しい道を進んでいるだけ。
もし、いまの仕事が辛くて苦しくて毎日がかすんでしまっている人がいたら、まずは一歩踏み出してみてもらえたら嬉しい限りです。
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リクナビNEXT | ・転職者の8割が利用すると言われる転職サイト |