教員採用試験試験を受験するみなさん!元教員のあかすです。
前回記事では筆記試験と面接試験の1日の流れをお伝えしてきました。
筆記【体験談】教員採用試験当日の1日の流れを紹介します【筆記編】
面接【体験談】教員採用試験当日の1日の流れを紹介します【面接編】
本記事では【実技編】ということで実技試験の日の1日の流れをお伝えしていきます。
こちらも実際に教員採用試験を受験してみての体験談(東京都を例に)になります!
教員採用試験を受験するみなさんの役に立てば嬉しく思います。
それではさっそく参りましょう!
教員採用試験の実技教科
過去に行われた東京都の教員採用試験のを例に紹介していきます。
東京都では二次試験後の別日に実技試験が行われました。
二次試験の合格発表前に実技試験がありますので、二次試験受験者は全員実技試験の対象になります。
- 音楽
- 美術
- 保健体育
- 英語
上記の教科の受験者が実技試験の対象となります。
(特例で実技試験が免除になる受験者もあります。詳しくは東京都公立学校教員採用案内を参考に。)
教員採用試験当日の1日の流れ
保健体育の実技受験者を例に、1日の流れをお伝えします。
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1朝の準備をして面接試験会場へ
必要な持ち物を持ち、服装を見直して教員採用試験会場へ向かいます。持ち物については【教員採用試験】当日の持ち物一覧!忘れもの対策はできてますかで紹介していますので参考にしてみてください。
また、服装についても【教員採用試験/公務員試験】面接前に服装・身だしなみを整えようで紹介していますので参考に。
注意ポイント
当日の服装は全員スーツ。
会場は各地の大学で行われることが多く、室内履きが必要。黒系のものを用意しましょう。
保健体育の実技試験では必要な持ち物が多い。
➡大きなスーツケースやバッグで柔道着や運動靴を持参しなければならない
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2受験番号の確認とグループ分け
会場に着いたら受験番号の席に着席します。
時間になると試験官が順番に顔写真と受験番号を照らし合わせます。その後体育館へ。
受験番号順で10人程度のグループに。そのグループで各競技の場所に誘導されます。
待機時間中にグループの人と話をしてコミュニケーションを取っておくと雰囲気も良くなり、緊張もほぐれます。
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3試験会場内を移動~着替え~試験
試験会場内で各種目の実施場所に移動したら、速やかに着替えを行います。
着替えたら自分の順番を待ちます。
どの種目も最初に簡単な慣らし練習を行います。(水泳だったら25mを2本泳ぐ等)
▼参考までに平成30年度の実技試験の種目を載せておきます
自分の番になったら試験官の前で実際に体を動かします。
終わったら同じグループの人が終わるまで待ち、次の場所に移動します。
これをすべての種目が終わるまで続けます。
注意ポイント
着替えは速やかに。
移動が多く、種目数も多いため非常に疲れます。覚悟を。
不特定多数の受験者に自分の演技が見られます。周りを意識しすぎて緊張しすぎないように。
受験者同士で組む「武道」は、相手の人とコミュニケーションを取って置くとやりやすい。
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4試験終了
試験が終わったら一度体育館に集合し、その後忘れ物のないように会場を後にします。
特に着替えの忘れ物が多いです。
名前の書いてある私物を忘れると印象も良くないでしょう。ご注意を。
教員採用試験当日の1日の流れ|まとめ
以上、教員採用試験の実技試験当日の1日の流れをお伝えしました。
今回は保健体育を例にお伝えしましたが、他の実技教科でも似たような流れで試験が実施されます。
教採受験者は参考にしてみてくださいね。