教員採用試験試験を受験するみなさん。
元教員のあかすです。
今回も前回記事に引き続き教員採用試験当日の1日の流れをご紹介していきます。
▼前回記事はこちら
本記事では【面接編】ということで面接試験の日の流れをお伝えしていきます。
実際の体験談になりますので、教員採用試験を受験するみなさんの役に立てばと思います。
それではさっそく参りましょう!
教員採用試験当日の日程
過去の東京都の教員採用試験の日程を例に紹介していきます。
二次試験で面接試験が行われました。
- 集団面接(集団討論)
- 個人面接
この二つの試験が当日行われます。
私が受験したときには最初に集団討論を行い、その後休憩を挟んで個人面接が行われました。
教員採用試験当日の1日の流れ
日程は受験票に記載されています。必ずチェックしておきましょう。
時系列での1日の流れをお伝えします。
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1朝の準備をして面接試験会場へ
必要な持ち物を持ち、服装を見直して教員採用試験会場へ向かいます。持ち物については【教員採用試験】当日の持ち物一覧!忘れもの対策はできてますかで紹介していますので参考にしてみてください。
また、服装についても【教員採用試験/公務員試験】面接前に服装・身だしなみを整えようで紹介していますので参考に。
注意ポイント
当日の服装は全員がスーツです。
会場は各地の大学で行われることが多く、室内履きが必要。黒系のものを用意しましょう。
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2受験番号の確認
会場に着いたら受験番号の席に着席します。試験が始めるまで面接の受け答えをおさらい。
時間になると試験官が順番に顔写真と受験番号を照らし合わせます。
受験番号順で5人のグループごとに集団面接を行う部屋に呼ばれます。
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3集団面接(集団討論)
面接官の合図で面接部屋に5人で入ります。挨拶を忘れずに。
まず最初に1人ずつ名前と受験番号を聞かれます。
面接官は2~5人のケースが多い印象。
その後、面接官から「○○についてあなたの考えを1分でまとめてください。」なんていうお題が出されます。
メモ用紙が机の上にあるので、自分の考えをメモしながらまとめます。
「時間になりましたので、考えがまとまった方から挙手をして発表してください」と声がかけられます。
ある程度の積極性を求められるので早めに発表した方が良いです。
しかし意見がまとまっていないのに発表してしまうよりかはしっかりとした考えを伝えられる方が良いです。
というわけでなるべく早めに発表しましょう。
全員が発表後は「○○について5人で話し合い20分で結論を出してください」なんてお題が出されます。
ちなみに5人はABCDEの名札が机に置かれていて、「Aさん」という感じで面接中は呼ぶことになります。
注意ポイント
タイムキーパーはぜひ決めましょう。(時計を見て時間を教えてくれる人)
司会は決めても決めなくてもOK。
一人で目立とうとするのではなく、全員で合格するような姿勢で意見を出し合い認め合うことが合格の秘訣。
時間が来たら面接官が結論を聞いてきますので、誰かが発表して集団面接(集団討論)は終了。
待合室に戻り、個人面接の時間まで休憩を取ります。(お昼休憩の場合はこのタイミングで軽食を)
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4個人面接
受験番号の早い順に名前を呼ばれて各面接部屋の待機イスに座って待ちます。
面接官の声が聞こえてくることもあり、緊張するかもしれませんが面接中の受験者が部屋から出てくるのを待ちます。
声がかかったらドアをノックして面接開始。
最初に受験番号と名前を聞かれます。
私の場合は面接官は3人でした。
席に着いたら面接官からそれぞれ質問をされるので答えていきます。
【教員採用試験】面接試験の対策とコツ-質問や解答例もチェックにも書きましたが、質問には短く簡潔に答えて会話のキャッチボールができるように。面接官にたくさん質問をしてもらいましょう。
ちなみに面接官にも役割があります。
- 職務経歴書に書かれていることについて
- 教育現場の場面指導について
- 提出した学習指導案について
それぞれ質問をする面接官が決まっているようでした。
面接官によって質問の内容は異なりますのでいろいろな質問を想定しておくことが肝心ですね。
参考【教員採用試験】面接試験で聞かれる質問をまとめて紹介!対策・答え方も
小学校全科の受験者は注意
小学校全科の人は、個人面接で『模擬授業』を要求されることがあります。
面接官の前で指導案通りの模擬授業ができるように練習しておきましょう
ちなみに面接で絶対に言ってはいけない回答もあります。【教員採用試験】面接官はここを見る!一発アウトな回答例も紹介!の記事でくわしく説明していますので参考にしてみてください。
試験が終わったら忘れ物のないように会場を後にします。
まとめ
以上、教員採用試験の面接試験当日の1日の流れをお伝えしました。
都道府県(自治体)によっては多少流れが異なるかと思います。
備えあればうれいなし!
イメージトレーニングをしておけば当日の緊張もほぐれるはず。参考にしてみてくださいね。