この記事でわかること
20代教員の転職でやるべきこと
やってはいけないNG行為
おすすめ転職先
20代教員の転職その後
教員採用試験に合格!
晴れて教員に。
教員になったはいいけれど・・・
せっかく教員になったものの、
「思っていた仕事と違う」
「仕事がきつすぎる」
「自分には合っていない」
「保護者からのクレームがしんどい」
と感じて退職する教員は結構多いんですよね。
この記事を読んでいるということは、あなたも教員としての限界を感じて転職を考えている教員の方の一人なのではないでしょうか。
そこで本記事では、転職を考える20代の教員のみなさんに向けて、転職で失敗しないために気を付けたいポイントや情報をまとめました。
20代で教員(教師)は転職できるの?
結論からいいます。
20代で転職している教員はたーーくさんいます。新卒で教員になった方の1/3は転職を考えるなんて言われているくらい教員現場はきついものです。
「20代教員でも問題なく転職できる」
これが結論です。
教員採用試験を受けて教員になったのであれば、公務員となりますよね。
まわりからは「公務員をやめるなんてなんてもったいないこと考えるの!?」なんてことをたくさん言われます。
でも、そこはあなたの人生ですからね。
合わない仕事を無理してずーーーーっと続けなくてもいいんです。
教員免許を持っているから一回教員を目指してみたけど、自分には合わないと感じる人はけっこう多いんです。いまは「求人よりも求職者の方が少ない傾向にある」なんて言われていて、教員以外にあなたに合う仕事がたーくさんあると言えるでしょう!
求人を調べてみたい、転職に踏み切りたい教員の方には以下のサイトをおすすめしています。
絶対に登録しておきたい
◎リクルートエージェント
転職支援の実績NO.1でサイトの使いやすさ抜群。はっきり言って、教員やめたいなら絶対に登録しておきたい転職エージェント。評判や口コミはリクルートエージェントの評判とは?を参考に。
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20代は転職において最も優遇される時期
教員に限らず20代は転職でとても優遇されます。
企業としては、年数を重ねた転職者よりも、これから先の伸びしろのある若手を求める傾向があります。
わたしも転職を考えたときにキャリアアドバイザーの方に聞いたのですが、
- 長く会社で貢献できる人を求めている
- 年数を重ねてから転職を考える人は、ちょっと仕事の仕方に難があるかもしれない
なんてことを企業は考えるケースがあるようです。
実際に転職サイトで求人をみてみても、
「長期キャリアを培うため、30歳までの人に限る」
なんて感じで応募要件に制限がかけられている場合があります。
第二新卒なら教員からの転職でも選択肢は広い
20代の転職は優遇されていることが分かりました。
その上、第二新卒ならば転職先の選択肢はもっと広がります。
第二新卒とは?
学校卒業後就職したが、数年で退職し転職先を探す若手求職者のこと。
厳密に「何年以内・何歳未満が第二新卒!」とは決められていなく、「25歳前後」と言われていたり、20代なら第二新卒枠で認めてもらえるケースもあります。
留学などで遅れて就活をする人なんかも、場合によっては第二新卒と捉えられるようです。
『第二新卒』は簡単に言うと、『就活のやり直し』のようなイメージで転職ができるので、選択肢はその分幅広いく用意されているんですね。
厚生労働省の発表によると、大学新卒者の約30%が就職後3年以内に辞めていると言われています。
どんなに優秀な人材でも、ブラックな労働環境では働き続けられません。
企業もこの事実を知っているからこそ、優秀な人材を手に入れようと第二新卒を求めているんですね。
20代の教員が教師を辞めたい理由とは
雑務が多くて教科の指導に集中できない
教員の仕事って、教科の授業だけすればいいんでしょ??
なんて考えはいまは通用しません。
教員のみなさんは日々感じていると思いますが、毎日の雑務が多すぎて、まともに授業の準備なんてできません。
こどもが問題を起こしたら余計な指導が増えますし、保護者への対応も求められ、さらに時間が無くなります。
長時間労働なのに残業代は出ない
公務員として安定していると言われる教員ですが、現実は甘くありません。
特に20代教員の給料は他の大手企業と比較しても良いとは言えず、頑張りに応じて給料がグンと上がるわけでもないため、「労働時間は長いのに薄給」という悪循環に。
その上「残業代も支給無し」「土日の部活動手当は時給500円程度?」なんてふざけています。でも、これが20代教員の現実です。
土日出勤で休みが潰れる
土日が潰れるのは教員あるある。
中学校や高校では部活動の指導がありますので、どちらかは必ずと言っていいほど潰れるでしょう。
最悪の場合、1ヶ月以上まともに休みが取れないケースも。
児童・生徒、保護者との人間関係がしんどい
人間関係での悩みはつきものですが、教員は特に子どもや保護者との人間関係に悩みます。
今の時代の子どもは、先生をなめているようなケースも多く、先生を挑発して怒らせたり、体罰を誘って楽しむ様子をSNSで投稿したりとニュースでも取り上げられているほど。
さすがにすべての学校でいえることではありませんが、いままで以上に教師が子供に気を遣っているのは確かです。
さらに授業内容や指導内容、学校の体制や教員の性格などに保護者が理不尽な要求をしてくることも。
学校と子ども・保護者の間の板挟みにあうケースもあり、消耗してしまう先生は多いんです。
20代教員はうつ病、うつ病予備軍になりやすい
20代の教員は職場に慣れようと頑張りすぎるからか、心身ともに消耗してしまう人が多いです。
先輩教員からの要望や、子どもと保護者からの要求に誠実に対応をしているからこそ、悩み、苦しみ・・・
その結果、「もう仕事にいきたくない」「どうでもいいや」と感じてしまうのです。
ストレスをためやすい人ほどうつ病にもなりやすいです。
「あとちょっとだけ頑張ってみよう」
「時間が解決してくれるかも」
と思っていまの辛い仕事を続けるのも大事なことなのかもしれませんが、無理を続けた結果心身を病んでしまって、教員を続けるどころか休職⇒離職で働けなくなってしまった方もいます。
我慢のしすぎは自分への暴力に。
20代教員(教師)の転職で気を付けたいこととは?【NG行為はある?】
20代教員の転職は早めが肝心
まず、あなたが20代の教員で転職を考えたなら、今すぐに転職活動に踏み切りましょう。
第二新卒として選択肢を広く持って新しい仕事を探すこともできます。
なにから転職活動を始めていいのかわからない方は、まず下の転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーの方に「転職活動を始めてみたい」と相談をしてみることから始めてみてください。
利用してみて本気で厳選。
〇教員におすすめの転職サイト・転職エージェント
転職サービス | 特徴 |
リクルートエージェント | ・転職支援実績NO.1 |
dodaエージェントサービス | ・転職者満足度NO.1 |
パソナキャリア | ・転職サポートNO.1(女性にも強み) |
リクナビNEXT | ・転職者の8割が利用すると言われる転職サイト |
※転職成功者の多くが3つ以上の転職エージェントに登録していると言われています。悩んだら登録してみて、それぞれのキャリアアドバイザーに悩みや不安な点を聞いてもらいましょう。
うつ病予備軍を防ぐために。心身に異常を感じたら赤信号
転職を考える20代の教員の方は、「まだ大丈夫」と思い込んで頑張りがち。
でも、実は小さなところで体に異変が起きているかもしれません。
- 朝起きるのがつらくなった
- 学校に行きたくないと感じる
- 子どもや保護者に合うのが億劫になってきた
- 頭や胃が痛む
- 食欲がなくなる
- 暴飲暴食をしてしまう
- 成功している友達がうらやましく感じる
- 何に対してもやる気が起きなくなる
- 肌が荒れてくる
・・・などなど、心身に「あれ?」と思う変化があったらそれは体からの「助けて」のサインかも。
心身を壊すと治すまでに時間もかかりますし、最悪の場合働けなくなってしまいます。
なんて例も少なくありません。ちょっとした体からのサインはもはや黄色信号ではなく、赤信号だと思っておきましょうね。
職場には転職理由をごまかすのが吉
教員をやめたいときにはまず管理職(校長)へ退職したいことを伝えます。
その際に退職理由を言いますが、「教員が嫌になった」とか「合わない」と言うのは避けた方がいいです。
退職までに期間がありますし、できるだけ穏便に退職したいところ。
同様に、他の先生にも隠しておいた方がいいでしょう。
転職活動では転職理由をネガティブにしないこと
職場に伝える転職理由とは対照に、転職活動では前向きな転職理由を考えましょう。
「保護者対応がきつくて」
「子供にうんざりして」
「ストレスの限界がきて」
など、マイナスなイメージを持たれる転職理由は避けた方がいいです。
転職活動ではこれから先のやりたいことを実現するためにというイメージで転職理由を決めた方が圧倒的に内定の確率は上がります。
教科に応じて、経験したこと・仕事で培ったスキルを整理しておく
先ほどもお伝えしましたが、企業は「経験」「スキル」「即戦力」を求めます。
また、未経験の職種では、「将来性」「やる気」「潜在能力」などを感じられると良いと言われています。
企業の求める人材とミスマッチしてしまう方は書類選考でほぼ落とされますので、希望の転職先に合ったスキルや経験を履歴書や職務経歴書では書いておきたいところ。
そのためにも時間があるときにあなたの経験・スキルや得意なこと・長所を整理しておくことをおすすめします。
転職の時間が取れない教員には転職エージェントが必須
教員、忙しい過ぎて、転職したくてもそのための時間がない
平日は夜遅くまで残業
土日は部活動と平日に終わらなかった仕事
きついな~— シーナ(部活動反対) (@Plmns1111) September 18, 2019
教員は本当に忙しい仕事。平日の残業ももちろんですが、土日も休日返上で時間に余裕がない教師の方も多いことと思います。
そんな時には転職エージェントを活用するのが正解。
転職エージェントは自分に合った求人を紹介してくれるだけでなく、あなたの長所や自己分析をしてくれたり、履歴書や職務経歴書の添削指導もしてくれます。
20代教員が転職すると収入はどう変化する?
20代教員の年収は300~360万程度と言われています。
都道府県によって給料に差があったり、小学校や中学校などの区分、土日の部活動手当などで多少は前後しますが、大体がこの範囲に入るかと思います。
さて、教員採用試験を受けて採用された教員は公務員ですので、ボーナスも安定しています。
しかし、裏を返せば頑張りに応じて急に収入が上がるわけでもありません。
一方、企業ではボーナスが保証されているわけではありません。
しかし、個人の頑張りがボーナスや月の給料アップに直接つながることも多く、能力や功績が認められた人は教員よりも多い収入を手にしています。
この点を踏まえると、20代で転職が早いうちにできれば、若いうちに今よりもグッと年収アップを目指すことも大いに可能だと考えられます。
【転職体験談】20代で退職・転職した教員のその後・・・
転職で教員をやめた人がどんな仕事に就いているのか。
実際に調べてみると・・・
・塾、予備校の先生
・放課後スクール
・IT業界
・営業職
・事務職
・公務員(市役所など)
・介護職
以上の職に就いている方が多く見受けられました。
また、教員を辞めたことに前向きな方が多いのも今回調べてみてわかりました。
↓ツイートからの引用ですが、
教員を辞めたからと言って、人生は終わらない。
むしろ始まる。
— 教員退職から公認会計士を目指す人 (@wutJGcpl4lrCiwk) September 18, 2019
この方が言っているように、教員をやめても人生は続きます。
本当にやりたいことをするために。
今の働き方でいいのか考えてみると良さそうですね。
教員(教師)から転職する際におすすめの転職先
塾や予備校の講師、先生
子どもや保護者と関わってきた経験が生かせます。
塾や予備校は勤務時間がお昼ごろ~の場合が多く朝を有効活用できるのも他の仕事にない魅力と言えます。
営業職
人と関わる仕事を通してコミュニケーション能力が身に付いている教員は営業でも真価を発揮できます。
子どもや保護者の話に耳を傾けてきたあなただからこそ、コミュニケーション能力の高さを生かして営業にチャレンジできるはず。
他にも教員からの転職先はたくさん
おすすめをもっと知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
「教師・教員が転職する方法」は?おすすめの職種7選とまずやるべきことを紹介します
教員・民間企業のメリット・デメリットを比較
教員のメリット・デメリット
メリット
- 公務員としての安定
- 給料やボーナスが(良い意味で)変動しない
- 子どもたちと触れ合える
- 子どもの成長を感じることができる
- 教えることを仕事にできる
- 服務事故を起こさない限りはクビにならない(基本的に)
デメリット
- 生活が不規則になりがち
- ストレスがたまる
- プライベートの時間が潰される
- 給料やボーナスが(悪い意味で)変動しない
- 残業代の支給は無し
- 土日出勤が普通にある
民間企業のメリット・デメリット
メリット
- 働いた分だけ給料アップの可能性
- 会社によっては福利厚生が教員よりも手厚い
- 授業の準備をしなくていい
- 平日に有休がとれる
- 残業代が支給される
デメリット
- 会社によってはなかなか年収が上がらない
- ボーナスは会社の業績による
- 人員整理などでクビになることもある(まず稀なケースですが)
- 労働環境がブラックな企業もある
しかし、自分で求人を見てもブラックかどうかはなかなか見抜けないものです。
転職エージェントではキャリアアドバイザーしか知らないような職種・企業の裏話や、転職活動のコツを教えてくれます。
まとめ|20代教員(教師)の転職を成功させるためには転職エージェントを利用してスタートダッシュをきろう!
この記事を読んでいただいた後のスタートダッシュであなたの人生が変わるかもしれません。
ぜひ、本気で動いてみてほしいです。教員からの転職を考える方は教師・教員が転職する方法は?転職先おすすめ7選とまずやるべきこともぜひ参考にしてみてください。
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おすすめ度 |
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ポイント |
・転職支援の実績が豊富で実績No1の評価の転職エージェント ・キャリアアドバイザーが優秀で各業界に詳しい担当も多い ・転職サイト型の『リクナビNEXT』と併用して利用することで希望の求人に出会いやすい |
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>>登録してから比較的すぐに連絡が来ますので、電話できる時間のある時に登録をするといいかもしれませんね。(私の場合は5分後くらいに電話が来ました)
転職エージェントからのアドバイスを受けながら転職活動を行うのが転職では教員の転職には必須です。